※現在は発売していません。
2010年5月、Apple社の「iPad」が日本で発売され、タブレット市場に非常に注目が集まりました。またiPhoneやアンドロイドフォンなど、スマートフォンが普及しはじめ、アプリ市場が急速に活性化しはじめました。
iPadはiPhoneと異なり、「情報を一覧できる」というメリットがありました。当時のタブレット市場では「電子書籍」が注目を集めていましたが、当社では映像に注目し、映像ビューワーと映像コンテンツをパッケージで販売する方法を模索しました。また映像ビューワーは自社コンテンツを販売するだけでなく、映像コンテンツを持つ他社に対してライセンスなどの需要も期待できました。
当社では1990年代にMac用のソフトの開発経験があり、MacOSの前身であるNeXT STEPの開発言語 ObjectiveCにも造詣がありました。そこで
・アプリ設計(機能、UI設計)
・テキスト部分のコンテンツ制作(HTML記述による)
・映像の制作
を自社で行い、プログラムを外部委託して開発を進めました。
ただ2012年にYouTubeが「パートナーシップ」を公開したことで、動画の価値が急速に下がったこと、iOSのQuickTimeまわりの仕様変更が多く、アップデートのたびに修正が必要だったことから売り上げと開発費のバランスがとれず、2014年に販売中止としました。
※2011年9月22日の新機能に対応した操作解説映像です。
映像はアプリ内にHD720Pで収録されています。
「Vide-TU ビデオプレーヤー」は、映像を分割せずに階層目次メニューから本のように頭出しすることをコンセプトに開発されたビデオビューアです。目次メニューは、iPadの最大の特徴であるSplit View(2つの隣り合ったペインからなるスクリーンビュー〜横画面時)とPopover(一時的なビュー〜縦画面時)で実現しています。
「メイン目次」には、映像の目次だけでなく、「キーボードショートカット」などの便利な参照ドキュメントを収録しています。これらのドキュメントは映像再生中に開いて読むことも可能です。
またドキュメント内には「Vide-TUの使い方」の解説ドキュメントとともに映像も収録し、初心者にも安心して使えるアプリとしました。
「ダイエットシート編 Vide-TU Excel 2011 Vol.1 」「基本編 Vide-TU Excel 2011」の発売、公開に伴って、Vide-TUビューアに新しい機能が追加されました。
横画面では、目次メニューが表示されているとき、映像の下のエリア(黒い部分)全体が「再生 / 一時停止」ボタンになります。縦画面では映像の下のエリア(黒い部分)全体が同様の機能になります。
この機能追加により、iPadを両手で持った際に親指のわずかな動きだけで、映像の再生、停止、スワイプによる10秒送り、10秒戻しなど、映像を自由にコントロールできるようになりました。
この機能追加は、すでに発売・公開中のアプリにも「アップグレード」として提供されます。
▼ 階層化された目次メニュー
本のように階層化された目次メニューから、
見たいところ知りたいところを瞬時に頭出しできます。
▼ 解説ドキュメントの表示
目次メニューの領域に解説ドキュメントを表示します。
▼ プレビューとフルスクリーンをワンタッチで切り替え
表示切り替えは再生画面をタップするだけ。
通常のビデオコントローラーも表示できます。
▼ 10秒送り / 10秒戻し機能
映像の画面を指でスワイプさせると、10秒戻し(左にスワイプ)、
10秒送り(右にスワイプ)が可能。
見逃したり、すぐに繰り返したい時に便利な機能です。
▼再生 / 停止マーク機能
再生中、停止中の映像がどの目次項目なのか「再生/停止マーク」で表示します。
▼ HD相当の高解像度映像を収録
収録されている映像の解像度は1024 × 768ピクセル。
iPadの画面フルサイズで収録しています。